_GBP_Googleマップの重要性

Googleマップの重要性

もうローカルビジネスはGoogleマップなしで集客できない 、そんな時代になっている

事実、2人に1人はマップでお店を探している。
ローカルビジネスって、大抵の場合、お客さんが「地域+業種」といった感じでスマホ検索して、お店を探し、来店するか、問い合わせをしています。

そして今、ネットでは検索すると最初にGoogleマップが表示され、その地域の関連するお店の情報がすべて表示されるようになっています。その中から、お客さんは行きたいお店を探しているんです。

実際これはGoogleも公表していて、お店を探している人の44%が地図を利用しているそうです。つまり、2人に1人、3人に1人は、マップを見てどのお店に行くのかを決めているということです。

Googleマップの評価が他の集客施策に影響を及ぼす

美容室、整体院、飲食店、不動産、医療機関、士業など、商圏が決まっているローカルビジネスにとって、お客さんとなり得るのは、90%以上がその市に住んでいる人だと思います。つまり、お客さんの層には流動性がないので、お店に来てくれる方達っていうのは、基本的に変わりませんよね。

でも、ここで思い出してみて欲しいのは、お客さんはマップでの評価を見てから来店を決めているということです。なので、もしも、マップに表示されたお店の評価が低かったらどうでしょうか?

「美味しくなかった」「味はいいけど店員の態度が悪かった」「店が汚い」などなど、、、そんな言葉ことばかり書かれていたとしたら、、、

もしそうなら、そのお店がチラシを配ったとしても、きっとお客さんは反応しないですよね。なぜなら、そもそも評判が悪いお店なんて、行こうと思わないのが普通の反応だからです。

でも反対に、いい評価のお店からチラシがあれば、「いいなこのお店」「今度行ってみよう」「来週の休みに行こうかな」と言った感じで、『行きたいお店』としてお客さんの頭の中にブックマークされていきますよね。もしくは、チラシがきっかけになってすぐに来店につながることだって十分あり得ます。

つまりGoogleビジネスプロフィールにどんな評価が残るのかによって、その他の施策の成果がきまってきてしまうんです。チラシ・DM・X(旧Twitter)・インスタ·ポータルサイト・フリーペーパーなど、他のどんなメディアを頑張ってみても、Googleビジネスプロフィールに悪いクチコミがあるなら、それらの効果は半減、もしくはまったく意味のないものになってしまいます。

つまりGoogleビジネスプロフィールで示された評価が、その他すべての施策の効果を底上げするのか、足を引っ張るのかを決めてしまうってことなんです。

Googleマップの利用者は日本で4700万人

日本国内だけでGoogleマップの月間利用者は4700万人。
スマホ保有者の半数以上がGoogleマップを使っていて、地図アプリの利用者では99.4%、ほぼ100%ががGoogleマップを使ったことがあるのです。

ポータルサイトやチラシ、Web広告など、いろいろな集客方法がありますが、最終的にお店の場所を調べるためにGoogleマップが多く使われています。
カーナビアプリとしても最も使っているのも84.1%の人がGoogleマップをあげています。道案内でも、Googleマップ上であなたのお店が見つからないと来店者に繋がりにくいですよね。(※1)

4人中3人が24時間以内にお店を訪問

アプリでお店を見た人の76%、つまり4人中3人が、24時間以内にお店を訪問しています。
それは、今スグ欲しいと思っているお客様がGoogleマップを使ってお店を調べているからとも言えます。(※2)

Google検索でもGoogleマップが上位に表示される

Google検索でも、店舗や施設に関連するキーワードで検索された場合に、ユーザーの位置に近いGoogleマップの店舗や施設の情報を優先的に検索結果へ表示するようになっています。
ポータルサイトに広告料を支払って掲載したり、自社サイトにお金をかけてSEO対策するよりも、より多くの人にあなたのお店を見つけてもらうことができるのです。

どんな集客方法でも来店前に見られやすい

Google検索やGoogleマップだけでなく、ポータルサイト、チラシ、Web広告など、どんな方法であなたのお店を知ったとしても、来店前にGoogleマップの情報が見られることが非常に多いです。
なぜなら、お店の場所や道順を調べるのに最も使われているのがGoogleマップだからです。Googleマップは地図アプリとしても、カーナビアプリとしても最も多く利用されています。
お客様があなたのお店に行こうとしたときに、もし、Googleマップの評判が悪かったら、どう思うでしょうか?きっと他のお店を探すのではないでしょうか。
もし、Googleマップの間違った営業時間が掲載されてお店が閉まっていたら、二度と来店されないのではないでしょうか。

ポータルサイトやフリーペーパーだけに頼らない集客

エキテンやホットペッパー、ホームズなど各業界別にポータルサイトと呼ばれる有料の集客サイトがありますよね。
ポータルサイトは確かに集客をしてくれますが、掲載されるお店が継続的に利益がだせるようにはできていません。
なぜなら、掲載されるお店は価格だけで他のライバル店と比較されるばかりか、割引クーポンだけを目当てにしているお客様を集めてしまいます。
さらに、このようなお客様は初回割引だけを狙ってお店を転々としたり、割引商品だけを求めて来店されます。ですから繰り返し来店してくれるリピーターになることは少ないのです。
ポータルサイトのクチコミはヤラセやサクラが横行していて、既にユーザーに信じられていない事はご存じかと思います。利用率はどんどん下がっています。
それとは逆に、割引目当てのお客様からの否定的なクチコミは多くなり、否定的なクチコミほど率直に受け止められてしまいます。
ポータルサイトだけに頼らず、Googleマップで直接集客できる仕組みを持つことはお店を運営するうえで大きな支えになります。

ユーザーに店舗情報を簡単に伝えられる

Googleマップを使えば非常に多くのGoogleのユーザーに店舗情報を伝えられます。
ユーザーはGoogle 検索やGoogle マップを使って、事前に店舗の情報を調べてから来店するのでGoogle上に正しい店舗情報を登録する必要があるのです。

顧客が何を買うのかは、来店前にすでに決まっている

2011年にGoogleは「顧客が何を購入するのかは、来店前にすでに決まっている」と提唱したWebマーケティング理論を発表しました。(※7)
インターネットの普及で、顧客による来店前の情報収集が重要だとして、実店舗でもインターネット上での情報発信に取り組むよう促しています。
Googleの調査では、来店前の情報収集の段階が最も商品の購入に影響を与えたという結果が出ています。(※8)

事前に得た情報により購入を決めたという人がもっとも多い84%

来店前の不安を取り除く

2020年に新型コロナウイルスが流行してから、事前に店舗情報を調べてから来店する人も増加しています。
営業時間の短縮や休業など、通常と異なる営業になることがあり、お店の営業時間にも敏感になっています。
より「安全・安心」を求める人が増え、感染対策やテイクアウトの有無、事前予約の受け付け、最新のお知らせなど、利用者が知りたい情報を確実に届け、来店前の不安を取り除く必要があります。
特に一番多くの人の目にとまるGoogleマップの情報は正しく伝えることが重要です。


関連「Googleマップに登録しないとどうなる?」もご覧ください


(※1)口コミラボ | 口コミサイト・地図アプリ利用動向意識調査 |https://lab.kutikomi.com/news/report/reviewxmapsurvey/
(※2)Google調査“Think with Google” | I-Want-To-Buy-It Moments: Mobile’s Growing Role in a Shopper’s Purchase Decision
https://www.thinkwithgoogle.com/consumer-insights/consumer-trends/purchase-decision-mobile-growth/

(※7)「ZMOT(Zero Moment of Truth)」
(※8)https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/automation/2011-winning-zmot-ebook/


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